小池設備はなぜ水道工事を選択したか。

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先日、ふらっとお客様が小池設備にお見えになりました。町田市にお住いの古くからのお客様です。お客様のアパートも、ご自宅も施工させて頂きました。いまでも、修理などで弊社にご連絡を頂いています。

「ちょっと近くまで来たからさ!寄ってみたよ。」

実は、この方先代の小池靖憲が小池設備を起業する前、私が生まれる前に2年ほど生活費と独立開業の費用を蓄えるために某相模原市内のタクシー会社で働いていた時の同僚の奥様です!


旦那さんは定年後までタクシーの運転手として勤め上げ、その後はトラックの運転手等で小池設備でお手伝いをしてくれていた時期も有りました。

旦那さんの近況を訪ねると、
「まだ元気だよー!薬も一個も飲んでないし、歯も全部自分の歯だ!」と笑い飛ばします。親父の友人ですので、80歳はとっくに超えているはずです。

創業時の話になり、

「靖憲さん(先代)は、とっても働き者だったね。タクシーを辞めて独立するって話をした時も、この先建設業が儲かるって話をお客さんから聞いて、それならオレでも出来そうだ!ってね」と目を細めて、楽しそうにお話しされていました。


「でも、なんで水道屋さんだったんだろう?」

確かに、電気屋さんでも、工務店でも、ガス屋さんでも、、似たようなというと語弊もありますが、なぜ水道屋を選んだのか、、その時、相模原市内の某電気設備業者様の専務様のご自宅の新築工事の際、その専務様がお話しいただいたのを思い出しました。

その専務様は、やはり親父と古い仲間で、その当時電気屋さんになることをお勧めしたそうです。すると親父は笑って、

「嫁とも相談したんだけど、ガス屋さんも電気屋さんも仕事を間違えると住んでいる人が、怪我したり、それどころか死んじゃうこともある。そんな怖い仕事が出来るほど、オレは頭が良くないから、、。水道屋が仕事を間違えても水が漏れるだけだろ?住んでる人を自分の仕事の間違いで殺すことはないはずだ。だから、オレは水道屋になるよ」と言っていたと聞いたことことを思い出しました。


なんとも、親父らしい安易な答えだと笑いましたが、でもお客様にご迷惑を掛けられない。という気持ちは、いまも変わりません。

いまだ私たちの勉強不足で、お客様をお待たせしたり、手直しが必要になることも有りますが、少しずつでも改善してお客様により快適に気持ちよく私たちの経験と技術をサービス出来るようにならないとと、改めて思います。