「水道局の検針でまわってきて、漏水を指摘されすぐに修理した。なのに、また検針の方に漏水だと言われた!頼んだ業者はちゃんと工事しなかったのではないか!?」
と、ご相談をいただきました。
う~ん、現場を見ていない上に、他業者様がどのような工事をされたのかわからないので、安易に「手抜きだ」「詐欺?!」とも言えません。
早速、現場調査へ向かいました。確かに水道メーターは回っています。
お客様にお話を伺いながら、前回どのあたりを修理したか等確認しながら、調査開始。
すると、意外な事実が・・・!
前回とは別の配管から漏れていました!
実はこれ、結構あるあるなんですね。
もちろん、漏水修理は一回こっきり、その後何ともないわというご家庭もありますが
築年数分、家の設備や水道管も年を重ねています。
水道管も人間と同じなんです。
人も年を重ねると、あちこちで痛みや体の不具合が出てきますよね。
肩が痛くて治ったら、今度は腰が・・・なんて私にもあります(汗)最近は老眼も出始め・・・
なので、水道管もここを直したら、次はあそこが・・・とイタチごっこになる可能性は大いにあることです。
修理に行く業者は、まずメーターを回っているのを確認し、修理が終わったらメーターが回っていない(=漏水していない)ことを確認してから作業完了とします。
小池設備では必ず上記を行い、完了時にはお客様と一緒にメーターが回っていないことを確認します。作業中にここから漏れているという状態を見てもらって、今後の修理作業を話しながら進めたりもします。
百聞は一見にしかず。
ですね(^^)
また、度々配管からの水漏れを起こす場合はツギハギで修理していっても根本的な解決にはなりませんので、配管のやり変え(更新)工事を提案いたします。
小出しで修理していくとかえって高くつくものです。
とはいっても配管のやり変えも予算を要します。
お住まいの家とどう暮らしていきたいか、こういったところで生活を見つめ直す機会にもなっているようです。