災害時応急復旧復旧工事等実務者研修
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災害時応急復旧復旧工事等実務者研修
神奈川県管工事組合の災害時応急復旧工事等実務者研修に漏水探査の担当者として、お手伝いして来ました。
2日間延90人の神奈川県県水道局エリア内の水道工事店の職人さんたちが、改めて災害時にどうするのかを学ぶ訓練です。
日頃から慣れた作業から、普段はあまりやらない作業、そして将来必要な技術を学びました。
当然、小池設備からも受講者として2名参加いたしました。
最初は、水道管の凍結止水工法。
凍結には、液体窒素を利用する事が多かったのですが、施工する際は掘削穴でする事が多く、穴の中に窒素が滞留すると酸素欠乏の恐れがありました。
そこで、出て来た液体空気。
空気を圧縮して液化したもので、安価で比較的取り扱いもしやすいものです。デメリットは、肌に触れると低温やけどを起こす事、火気厳禁である事です。
次の作業は、サドル式分水栓が外れてしまった場合の復旧訓練です。
2人の息が合わず、少し失敗してしまいましたが、訓練だからこそ許される失敗かな、と思いました。
次は、ヤノジョイントを利用した配水管の止水訓練。
200ミリの配水管のヤノジョイントをする機会は、まだまだ配管見習いの2人に経験できるものではありませんが、2人でボルトの締まり具合を確認しながら、締め上げて止水する事が出来ました。
そして最後は、漏水探査訓練です。管種による音の違い、聞き分けを行いました。これも、普段は親方の仕事ですので、なかなか現場でやらせてもらうことはありませんし、いちいち教えている時間もなかなか取れません。
それぞれが、良い経験になったと思います。
最後に余った液体空気で、バナナを凍らせてみました。昔、「マイナス40度の世界は、バナナで釘が打てる」って、CM有りましたよね?懐かしい。。
釘は、忘れて打っていませんが、ホントに打てるくらいカチカチに凍らした^_^
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